最後に作成したリズムパターンをスタイルファイルに書き出し、STAGEAで読み込んでみます。大まかな流れとしては、次の通りです。
まずは、Dominoで作成したリズムをMIDIファイルとして出力します。「ファイル」から「SMFの書き出し」をクリックすると、保存のダイアログが表示されます。
図:「ファイル」にあるSMFの書き出しで、MIDIファイルを保存する。
続いて、「format 1(通常はこちら)」を「format 0」に切り替えます。その後、名前を付けて任意の場所に保存します。
図:フォーマットを「format 0」に切り替える。
保存したファイルを見てみましょう。パソコンの初期設定では拡張子が表示されない設定になっているかと思います。つまり、ファイル名は「***.mid」のような形式ではなく、「***」の部分だけになっています。今回は、この「.mid」の部分(拡張子)を変更しなければならないので、拡張子を表示する設定を行います。
図:拡張子は表示されていない。
Windows8の例で説明します。コントロールパネルを開き、「デスクトップのカスタマイズ」、「フォルダオプション」とクリックしていきます。フォルダオプションのウィンドウが表示されたら、「表示」タブに切り替えます。そして、詳細設定にある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。以上ができたら、OKを押して画面を閉じましょう。「***.mid」のようになファイル名になっているかと思います。
図:「デスクトップのカスタマイズ」内にある「フォルダオプション」を開く。
図:拡張子を表示するように設定。
スタイルファイルに変換するには、この「mid」の部分を「sty」に変更するだけです。ファイルを右クリックし、「名前の変更」で「mid」の部分を「sty」に変更します。「変更しますか?」という警告が出ますが、「はい」を選択します。
図:右クリックして名前を変更。
図:警告が表示されるが、「はい」を選択。
あとは、このファイルをUSBなどに移し、STAGEAのリズムパターンプログラムで読み込むだけです。リズム作成画面の右上に「ファイル」があり、そこから読み込むことができます。