メインドラムの入力

ドラムパートの入力

リズム作成環境が整ったら、簡単なリズムパターンを作りましょう。

Dominoを開き、リズムパートである10ch(10チャンネル、A10 Rhythmと表記されている)を開きます。リズムパターンプログラム(RPP)のメインドラムは、この10chに入力します。

図:画面左上からチャンネルを選択する。


2小節目以降に、リズムパターンを入力していきます。鉛筆ツールを選択し、ピアノロール(音符の入力箇所)をクリックをするとその箇所に丸が入り、STAGEAから音が出てくると思います。今回は簡単な8ビートのリズムを作成してみました。

図:基本的な8ビートのリズムを作成。

ベロシティの設定

楽器のベロシティ(音量)は、画面下部に表示されている棒グラフのようなものを使って調整します。以下の例では、HHクローズのパートを選択し、それらに強弱をつけています。選択ツールを選択し編集したい音符を選択したうえで、鉛筆ツールを選択してベロシティを調整していきます。あえて手作業ですることでばらつきが出て自然な演奏のようになるかと思います。画面左の一覧からベロシティなどを変更することも可能ですが、今回は省略します。

図:選択ツールを利用し、調整したいリズムの音を選択します。

図:その後、鉛筆ツールに変更し、画面下でベロシティを調整します。

マーカーの設定

入力ができたら、マーカーを設定します。このマーカーは作成しているファイルがスタイルファイルであること、そしてSTAGEA上のMain AやIntro、Endingなどを識別するためのものです。

1小節目の「1」の部分をクリックすると、赤い線が1小節目の1拍目に来ます。この状態で左上の「M+」をクリックすると、マークの挿入というダイアログが表示されます。1小節目の1拍目に「SInt」(エス、アイ、エヌ、ティー、SとIは大文字)と入力します。同様にして、1小節目2拍目に「SFF1」(エス、エフ、エフ、いち)、2小節目の1拍目に「Main AA」(間に半角スペース)を入力します。

図:マーカーを設定します。図は、SIntと入力しています。。

図:3つを入力しました。この順番になっていることを確認しましょう。

この状態でスタイルファイルを出力してもSTAGEAで認識できると思いますが、音色(ドラムキット)の設定とアドドラムを加えてから出力したいと思います。

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